中古物件を購入する場合、前オーナーが所有していた照明を取り外すと照明設置場所に照明が設置できない状態になっている場合があります。
天井に穴が開いている状態で、いわゆる「引っ掛けシーリング」が設置されておらず、一般的な照明器具やシーリングライトを取り付けられないという状況です。
前のオーナーさんが所有していた照明を外して家を引き渡す際、しばしばこのような事例があります。
この状態ではシーリングライトなどを取り付けることはできません。
一般的なシーリングライトや照明を取り付けるには、「引っ掛けシーリング」の設置工事が必要です。
家の電気周りの工事は身近であっても危険がたくさん。
この設置工事は専門知識が必要な電気工事であるため、自分自身で取付工事を行うのはやめましょう。
専門知識を持つ専門業者に依頼するのが一番安心です。
では、照明を取り付けられるようにするにはどんな業者に依頼すればよいのでしょうか。
業者さんに引掛けシーリングを取り付けてもらった事例をお伝えしていきます。
引っ掛けシーリング取付工事を業者さんに依頼した結果
まずは結果から。
引っ掛けシーリング工事を依頼したところ、下記の写真のように引掛けシーリングを設置が完了し、照明を取り付けられる状態になりました。
天井に開いていた穴の部分もふさがり、無事に照明器具が取り付けられるようになりました。
以前設置されていたであろう照明の影響で、天井の壁紙が円形に切り取られていてやや不格好ですが、円形のシーリングライトを設置すれば隠れるので問題なし。
ペンダントライトなどのような照明をつけたい場合は、壁紙の張替えを検討する必要もあります。
天井の壁紙を一新するのには一定のコストがかかるので、よほどこだわりがない場合は、一般的なシーリングライトで覆い隠してしまうのがおすすめです。
今回取り付けてもらったこのタイプの器具の名称は「引掛埋込ローゼット」というタイプです。
今回の依頼でかかった料金は、設置器具の代金工賃合わせて15,000円。
施工時間はわずか20分でした。
今回依頼した「照明器具を取り付けるための器具の設置工事」は、「そもそも何屋さんにどう依頼してよいのかが分からない」という人が多いと思います。
多くの場合は、「電気工事」を請け負っている会社さんや個人事業主さんに依頼するのが一般的です。
電気会社やガス会社のリフォーム系の関連会社でも相談できると思いますが、割高であったり、多くの人を経由するため施工までに時間がかかったりと不便を感じる場合も多いと思います。
「暮らしのマーケット」で依頼
今回、この工事を依頼した業者さんは「暮らしのマーケット」に登録している業者さんで、「照明・シーリング・ダウンライト取り付け」のカテゴリから検索。
引っ掛けシーリングの設置や、照明器具の設置を請け負ってくれる業者さんは大手の企業だけでなく「暮らしのマーケット」に登録している業者さんが全国にいるので、ほぼどこの地域でも対応してくれる業者さんが見つけられます。
会社規模の業者さんや、個人経営の個人事業主さんなど、登録されている業者さんは様々です。
業者さんや設置を希望する器具、部屋の天井の高さによって施工時間・価格が異なります。
利用したいメニューをリストから選択する際、「照明を取り付ける引っ掛けシーリングの設置」の項目がないので、まずは自身が住んでいるエリアで対応可能な業者さんから選定するのがおすすめです。
評判や口コミの評価、おおよその価格帯をチェックして選定します。
業者さんの候補を見つけたら、暮らしのマーケット上で依頼したい工事内容が対応可能かを問い合わせます。
「天井の照明設置器具がなく、照明が付けられません。照明を設置するために必要な引掛けシーリングの工事は対応可能でしょうか?」
と問い合わせましょう。
対応可能な場合は、価格を確認して正式に依頼します。
今回依頼した業者さんでは15,000円の費用がかかりましたが、もっと安い業者さんもあります。
しかし評判の良さ・口コミの良さが決め手となり、こちらの業者さんに相談。
評判通り、仕事も速く丁寧な対応をしていただけました。
暮らしのマーケットは、サイト上の口コミの評価の通り、高評価が多い業者さんは満足度が高い対応で、問題なく施工を完了してくれます。
家の修繕系の業者選びは、「知らないリフォーム業者だと高額な請求をされるのでは…?」と不安になるものですが、暮らしのマーケットで評価が高い業者さんは安心して依頼できる方ばかりです。
事前に相談して見積を出して貰えますし、見積に見合わなかったら正式な依頼をしなければ良いだけ。
「想定よりも大幅に高く請求された…」なんてことはありません。
業者さんに見積りを依頼する際は、「くらしのマーケット」のWEBサイト上でメッセージを交換できるので、
- 部屋の照明設置個所の写真を送る
- 取り付けたい照明の機種を伝える
などの情報を伝えると、正式に施工料金を教えてくれます。
見積額に問題がなければ施工希望日時を伝えて正式に予約します。
照明の引っ掛けシーリングには複数の種類がある
今回ご紹介した「引掛埋込ローゼット」のタイプ以外にも、引掛シーリングには種類があります。
- 角型引掛シーリング
- 丸型引掛シーリング
- 丸形フル引掛シーリング
- フル引掛シーリング
設置する照明の機種やタイプによって適切な引っ掛けシーリングは異なります。
一般的なシーリングライトなら、「引掛埋込ローゼット」や「丸型引掛シーリング」などを設置するのが一般的。
天井とシーリングライトの間に間隔を作りたくない場合は「引掛埋込ローゼット」が最もおすすめです。
また、引掛シーリングに対応していない照明器具もあるので、購入した照明(または購入する予定の照明)が、引っ掛けシーリングで設置できるものか、できないものかを確認しておくことが大事です。
一般的に引っ掛けシーリングに対応していない照明や、ダクトレールタイプの照明を設置するには専門の電気工業者に依頼するのが通常です。
まとめ
照明の工事は、一体どこに依頼すればいいの?と疑問を持つ人は多いと思います。
中古物件を購入した場合などは、不動産屋さんが紹介してくれることもありますが、不動産屋によっては仲介料を含めて請求される場合もあるので、自分で探す方が良い場合もあります。
知り合いや近所に「電気工務店」などがあれば相談するのもよいですし、この記事で紹介した「くらしのマーケット」で受注している会社さんや個人事業主さんに相談してみるのもおすすめです。
- 天井に引っ掛けシーリングがない場合は電気工事業者に依頼する
- 電気工事業者は「くらしのマーケット」などで手軽に探せる
- 費用の相場は、1か所あたり8,000円~15,000円で施工してもらえる
\ 照明器具・引掛けシーリング工事をお得に! /